面談していると優秀そうで良い経歴と見えるのに、なぜか会話が薄く丸みがある人がいます。驚きも感動も納得も尊敬もあまり感じられません。経歴から考えてそんなはずはないと、いろいろ質問を変えたり誘い水を出したりしますが、印象は悪くなるばかり。

これは一言で言えば仕事の仕方が甘い証拠です。責任感が薄く、逆境を跳ねのけた仕事をしていません。失敗も恐れてチャレンジしないので挫折経験もないのでしょう。上司のいいなりか、部下や業者任せのウエイトが多いのでしょう。

このような人は良く言えばゼネラリストで調整役の人です。しかし真のゼネラリストは調整役ではなく方針を立てて難しい仕事をリードする立場です。このような人はこの境地には達していない人です。それはおそらく本人には自覚がありません。

私達人材エージェントもこれを見極めるのは相当の経歴と人間力が求められます。

image
転職で求められる幹部は、今の仕事を自らの意志で必死でやっている人です。動かない部下、理解力のない上司、厳しい環境の中で答えを出すまで諦めずに人がやらない努力をしている人です。だから言葉に重みがでます。40代以上の管理職、エグゼクティブの皆さんはぜひ肝に銘じていただきたいと思います。
社長ブログ ブログランキングへ