永い歴史のあるノーベル賞で、1900年代に日本人でノーベル医学生理学賞を受賞したのはたった一人。1987年に抗体の多様性に関する遺伝的原理を発見した利根川進氏だけでした。

2000年代に入ってからもしばらく受賞はなく、2012年に山中伸弥氏がようやく受賞したのは記憶に新しいところです。人の再生医療に繋がる大発見でした。

それからわずか三年後の今年、一般には無名の大村智教授が昨日受賞するというニュースが入ってきました。寄生虫症の予防に効果のある発見で、年間三億人に薬が投与されて熱帯の人々の失明を予防しているといいます。

さらに今年は中国人としては初めての同賞受賞として屠さんという女性研究者も受賞しました。

世界の中でアジアのパワーが認識されつつあるように思います。

日本人はこれで21人目の受賞となりました。アジアの中ではダントツです。

今日以降の各賞の発表にも注目です。


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