小柴昌俊東大名誉教授が一から開発した岐阜県神岡鉱山にあるカミオカンデは1983年に完成しました。小柴先生は建設費や実際に観測に直結する光電子増倍管の当時の予算5億円を値切りに値切り半分以下にしたといいます。ずいぶん前のこととはいえ、意外に建設費が安いのに驚きます。このカミオカンデでニュートリノを発見したことで小柴先生はノーベル賞を受賞しました。

これに対して昨日ノーベル賞を受賞した梶田隆章教授が研究しているのは、カミオカンデのグレードアップ版のスーパーカミオカンデ。その規模は全く違います。カミオカンデは超純水が3000トン、光電子増倍管は1000本、予算5億に対して、スーパーカミオカンデは超純水はなんと50000トン 、光電子増倍管は11146本、気になる建設費は104億円と言われています。

104億円と聞いて皆さんどう感じますか?

あの新国立競技場が2500億だ3000億だと騒いでいたのからするとずいぶんと安く感じます。

片や地下1000メートル、片や高層建築でもなんでもない地上の観客席の建物です。

こうなると建設費を半分に値切った小柴先生に新国立競技場も監督していただきたくなります。半分に値切って800億に!

ちなみにこの秋完成するガンバ大阪のなかなかカッコいいスタジアムは総工費140億だそうです。

ということで、カミオカンデが5億、スーパーカミオカンデが104億、ガンバスタジアムが140億、新国立競技場が1550億。

皆さんどう思いますか?

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