世の中には偶然の運と必然の運があります。

偶然の運の典型が宝くじに当たることです。当たるか当たらないかにその人の能力も努力も生まれ育ちも関係ありません。ただし宝くじの場合は宝くじを買うという行動をした人にだけ偶然の運が起こります。

一方、必然の運はその人の能力や努力や生まれ育ちも関係しています。

私達は皆、偶然の運と必然の運を持っています。
そしてその多くが渾然一体となっています。

言うまでもなく偶然の運をコントロールすることは不可能です。どんなに神頼みをしても神様からの恩恵を得られ続ける人はいません。

私達にできることは必然の運をより良く得ることとその運を活かすことです。

何事もこの必然の運を意識することで人生を良い方向に進めることがで来ます。

先ほども書いたように必然の運と偶然の運は密接な関係があり、例えば自分の考えたプレゼン資料がコンペで通ったとします。内容の良し悪しはもちろんあるでしょうが、最終選考に残るレベルになるとそれほどの優劣は無いものです。審査員がたまたま好きな色づかいやテーマだったことで選ばれることもあり、こうなると偶然の産物とも言えます。

このように必然の運を大事にすることで偶然の運も呼び込むことも出来るのです。

これからこのブログで機会あるごとに必然の運の活用方法を書いていきます。

今日はその第一回目です。

必然の運をつかむためには「感受性が高める」ことが大事です。

感受性が強いとは、同じことを見たり聞いたりしても何も感じない人やマイナスに捉える人もいればプラスに感じる人もいる中で、そのアンテナの感度が高い状態です。

マイナスが悪いとか、何も感じないことが必ずしも悪い訳ではありません。自分に不要な情報を遮断することも大事ですし、マイナスの感受性が高くて危険を回避することもあるからです。

では良い感受性を高めるには、どうしたら良いのでしょうか?

その一つの方法は自分の欲望、欲求を我慢しないことです。

私達は手に入らないとか自分に関係ないと思うとそのことに興味を持たないものです。

人生が低迷している人、不活発な人に共通するのは、身の丈を意識し過ぎて、欲望や欲求を封印し過ぎていることです。

これはあらゆることに無関心を呼びます。

感受性の高い人、つまり運の良い人も遠ざけます。

決して物欲を増大させることではありません。最近流行りのミニマリストの人も大変感受性が高い人だと思います。

ようは、自分が目指すべきこと手に入れたいことを自分で諦めないことです。

いや、諦めないどころかそのアンテナの感度を強くするのです。

人は不調の時、自分の目指す目標を見失いがちです。
今、仕事が上手く行ってないとか何か問題を抱えている人は自分の感受性を高めて見て下さい。

『求めよさらば与えられん』

まさにこの言葉をいつも意識して下さい。


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