日本電産の永守社長は会社組織にいる社員は仕事への意欲において三つに分けることができるといいます。

それは、
1.自ら燃える社員 3%
2.人に火をつけられて燃える社員 80%
3.燃えない社員 17%

永守社長は能力がないことで辞めさせたりはしないが、この3番目の燃えない社員17%は排除すると行って気持ちの切り替えを迫っています。

そして宮城県のプロフェッショナル人材戦略拠点マネージャーで元ソニーの事業部長の加藤新一郎氏はさらにもう一つ付け加えて、

4、火を消す社員 若干名

がいるといいます。

このような人は私のサラリーマン時代の経験でも確かにいました。会社のやることなすことにいちいち評論をしたり、批判するのです。完全な悪者にはなりたくないし、正論を言っているのを装うために、ごく稀に賛成していることも表明して評価したりするので、周りの人ははっきり意見を言う奴でなんでも反対ではないと騙されてしまいます。

しかし、このような社員が実は組織の悪しき非公式リーダーになっていることがあり、会社の方針、社長のやり方が浸透しないことがあります。

それなりに頭の回転が良く、口が達者なこのタイプの社員が出世することもあり、間違って幹部にまでなると会社はたった一人のために沈没する可能性が出てきます。

会社にとって早い段階で教育し、意識を変えてもらうか辞めてもらうしかありません。

違った意見の社員は多いに結構で多様性は組織を強くしますが、火を消す社員は組織にとって危険人物なのです。
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