海老です。皆さんこんにちは!
本日のブログをお読みください。
理研のSTAP細胞問題、東芝の不正会計処理、東洋ゴムの免震ゴムの試験データ改ざん、旭化成の杭打ちデータ改ざんと世の中を騒がしている問題に共通していることの一つが上司がなぜ、部下の不正や嘘を見抜けなかったのかということです。
これらの問題には、見抜けなかった以前になぜ、このような問題を起こしてしまうのか?と言う疑問をどうしても感じます。STAP細胞問題は少し異質ですが、その他の企業の問題は当事者の担当者が「もし、この不正が明るみに出たら自分はどうなるか?」とどうして考えなかったかです。会社の業績どころか存続まで危ぶまれる事態を起こしたら、ただでは済みません。懲戒解雇になるのは目に見えています。事実東芝の歴代社長は直接不正を指示してはいないかもしれませんが、会社から莫大な賠償請求を求められて訴訟を起こされています。
この疑問の答えは恐らく、その不正や嘘をつかなければならない組織的プレッシャーがあり、本当のことを報告してもそれはそれで自分の身が危ない状況に追い込まれていたのではないかと感じます。
ではなぜ、上司は部下の不正や嘘を見抜けなかったのかです。恐らく当事者をここまで追い込んでしまう上司は、部下に異常なプレッシャーを与え無理をさせている自覚はあるはずですから、不正や嘘があってもおかしくないと思いながら、仮に多少怪しところを見つけても見て見ぬ振りをしていたのではないでしょうか。あるいは知っていても無視した可能性もあります。
上司の心境としては、いろいろ無理を承知で仕事をしている環境は自分が作ったわけでもなく、自分一人で解決しょうもなく、何事もないことを祈りながら惰性で部下に仕事を押しつけていたというところではないでしょうか。つまり上司も不正や嘘を見抜いても得をしない状況だったに違いありません。もっと簡単に言えば上司も部下も「できませんと言えば、俺は首かどこかに飛ばされる。サラリーマン人生は終わる。だからできましたと言うしかない」だったのだと思います。
しかし、これは明らかに異常な会社の組織です。
部下に仕事を教え、部下の仕事を管理し、部下の抱える問題を解決し、部下を守り、共に会社人生を歩む良き先輩となるのが上司ではないでしょうか?
このことからは会社組織が抱える問題が見えてきます。一つはこのような無茶な経営をしている経営陣の責任です。もう一つは、先ほども指摘した上司である管理職の責任です。
いったいいつから管理職が無責任になってしまったのでしょうか?
仕事の指示を出して出来たかどうか管理するだけが管理職の仕事だと誰に教わったのでしょうか?
さらに私はここにもう一つの問題を加えたいと思います。それは監査役はいったい何をしてるのか?です。
やるべき業務監査ができていないのです。もちろんその原因の一つは社長の浅はかな考え、つまり監査は適当にやっているぐらいでいいという考えや人選もあるでしょう。
しかし、自分の首が危なくなり、会社の存続すら厳しくなってしまうことを考えて見れば内部監査に本来の責任を求めることをすべきです。
上司の在り方、経営陣の在り方、監査役の在り方。この三つを見直さないと素晴らしい日本になりません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。ブログランキングの上位表示にぜひ協力お願いします。バナーをクリックして下さいね。このバナーです!
社長ブログランキングへ
いつもお読みいただき、ありがとうございます。ブログランキングの上位表示にぜひ協力お願いします。バナーをクリックして下さいね。
本日のブログをお読みください。
理研のSTAP細胞問題、東芝の不正会計処理、東洋ゴムの免震ゴムの試験データ改ざん、旭化成の杭打ちデータ改ざんと世の中を騒がしている問題に共通していることの一つが上司がなぜ、部下の不正や嘘を見抜けなかったのかということです。
これらの問題には、見抜けなかった以前になぜ、このような問題を起こしてしまうのか?と言う疑問をどうしても感じます。STAP細胞問題は少し異質ですが、その他の企業の問題は当事者の担当者が「もし、この不正が明るみに出たら自分はどうなるか?」とどうして考えなかったかです。会社の業績どころか存続まで危ぶまれる事態を起こしたら、ただでは済みません。懲戒解雇になるのは目に見えています。事実東芝の歴代社長は直接不正を指示してはいないかもしれませんが、会社から莫大な賠償請求を求められて訴訟を起こされています。
この疑問の答えは恐らく、その不正や嘘をつかなければならない組織的プレッシャーがあり、本当のことを報告してもそれはそれで自分の身が危ない状況に追い込まれていたのではないかと感じます。
ではなぜ、上司は部下の不正や嘘を見抜けなかったのかです。恐らく当事者をここまで追い込んでしまう上司は、部下に異常なプレッシャーを与え無理をさせている自覚はあるはずですから、不正や嘘があってもおかしくないと思いながら、仮に多少怪しところを見つけても見て見ぬ振りをしていたのではないでしょうか。あるいは知っていても無視した可能性もあります。
上司の心境としては、いろいろ無理を承知で仕事をしている環境は自分が作ったわけでもなく、自分一人で解決しょうもなく、何事もないことを祈りながら惰性で部下に仕事を押しつけていたというところではないでしょうか。つまり上司も不正や嘘を見抜いても得をしない状況だったに違いありません。もっと簡単に言えば上司も部下も「できませんと言えば、俺は首かどこかに飛ばされる。サラリーマン人生は終わる。だからできましたと言うしかない」だったのだと思います。
しかし、これは明らかに異常な会社の組織です。
部下に仕事を教え、部下の仕事を管理し、部下の抱える問題を解決し、部下を守り、共に会社人生を歩む良き先輩となるのが上司ではないでしょうか?
このことからは会社組織が抱える問題が見えてきます。一つはこのような無茶な経営をしている経営陣の責任です。もう一つは、先ほども指摘した上司である管理職の責任です。
いったいいつから管理職が無責任になってしまったのでしょうか?
仕事の指示を出して出来たかどうか管理するだけが管理職の仕事だと誰に教わったのでしょうか?
さらに私はここにもう一つの問題を加えたいと思います。それは監査役はいったい何をしてるのか?です。
やるべき業務監査ができていないのです。もちろんその原因の一つは社長の浅はかな考え、つまり監査は適当にやっているぐらいでいいという考えや人選もあるでしょう。
しかし、自分の首が危なくなり、会社の存続すら厳しくなってしまうことを考えて見れば内部監査に本来の責任を求めることをすべきです。
上司の在り方、経営陣の在り方、監査役の在り方。この三つを見直さないと素晴らしい日本になりません。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。ブログランキングの上位表示にぜひ協力お願いします。バナーをクリックして下さいね。このバナーです!
社長ブログランキングへ
いつもお読みいただき、ありがとうございます。ブログランキングの上位表示にぜひ協力お願いします。バナーをクリックして下さいね。
コメント