アビガンを開発した白木公康富山大学名誉教授のこの論文。
とても驚くべき内容です。
ぜひ、ご自身で読んで見てください。

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278


私なりに要点をまとめます。

密室、密閉で、人が密集していると、何故感染するか?エアロゾル感染は接触感染より100倍恐怖!

1.三密は人からの呼気とかで空間の湿度が上がる。

2.呼気からウイルスが付着したエアロゾルが漂う。

3.乾燥した空間では、小さな飛沫やエアロゾルにいるウイルスは2メートルくらいで乾燥して死ぬ。

4.ところが湿度が高いとエアロゾルのウイルスは最大30分以上生きている。つまり、湿度が高く密閉した環境にいるとウイルスは死なずに長時間遠くまで漂う。
室内を加湿し過ぎてはいけない!
たくさん人がいる部屋で加湿器は逆効果。

5.エアロゾルを吸い込むと気管支どころか肺に達して感染する。それは直接触った感染よりも100分の1くらいの少ないウイルス量で感染する。つまり、エアロゾル感染の方が物を触った感染より100倍以上圧倒的に怖い。

6.湿度の高いところでは、呼気だけで十分に気管支や肺に到達して、ほんの少し吸い込むだけで感染する可能性がある。

7.気管支や肺で感染すると痰を取らないとウイルスを見つけにくい。鼻や喉の粘膜辺りで見つかるのは、接触して鼻と喉でウイルスが増殖した感染で、検査で見つけ易い。

この論文で、バーやクラブはもちろん、お店や会社、電車でも特に混んだ通勤特急電車(各駅停車はドアの開け閉めでより換気されている)などでの感染の可能性があることがわかります。電車は各駅停車で、しかもドアの近くが良さそうです。通勤特急電車の窓ガラスが人の湿度で曇る環境は避けた方が良さそうです。

つまり、手を消毒してマスクをしていても、湿度が高いと呼気からのエアロゾル感染は防げない。密室では、2メートル離れても意味が無いに等しい。

しかも、エアロゾル感染の方が100倍以上感染力があり、しかも気管支や肺で感染するから見つけにくく、死に至る肺炎を起こす可能性が高い。


手洗い、うがいはとても大事ですが、それは接触感染対策です。

エアロゾルの対策は、まったく別です。注意するのは、高い湿度と換気です。人と人の間隔が近い、遠いでは無いと言うことです。だからライブハウス、屋形船で、端から端の人にも感染することがあるのです。

室内で人がいるところはマスクをしていても危険です。

マスクは、飛沫感染対策と、鼻や喉や気管支の繊毛対策には有効でこの論文でも勧めています。

手洗い、うがいも同じく効果はありますが、エアロゾル感染こそ防ぐのが難しく、しかもとても恐怖です。

なぜ、完全に防御している医療従事者が感染するのか?それは、直接接触ではなく、エアロゾルだと思います。感染防止で窓を締め切っているから益々悪い環境です。

加湿器は、自分の部屋を加湿することに利用しましょう!ほんとに常識が覆りました。



今日も一日笑顔で元気に!
アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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