昨年出版した「働かない『働き方改革』でいいのか?」(平成出版)で、私は中小企業の社長に【社長の10/10】という表現で、10年先に10倍の価値を目指すことが社長の仕事だと書き、何を10倍にするかは社長自身が自社を見つめ直して考えることが必要とし、決して社員数や売上だけではないと書きました。

社員数や売上、利益。なんでも結構だと書いたのは、難しく考えずに、とにかく長期的な会社の発展に目を向けることの重要性を説きたかったからです。中小企業の社長は現場叩き上げの場合が多く、今の問題解決に振り回されがちです。

 「売上が全てを癒す」これは経営の鉄則で、これを10倍にすることはあらゆる波及効果もあります。しかし、よくよく考えてみれば、社員数も売上も利益も、何かが増えなければ、成し遂げられないのです。

 いったい何を10倍にすればいいのか?それが【社長の10/10】のポイントです。その何かはこのブログでも書きません。もちろん答えは一つではありません。三つくらいの10倍目標を持ってもいいと思います。

 一番理想的に言えば、社長が事業経営に自信と勇気を持って前向きになり、経営幹部は毎年の予算達成に全力を上げ、社員は自らの自立で自力をつけて自律的に行動し、会社に誇りを持ってイキイキと仕事をし、商品やサービスの質、つまりお客様により買っていただけるバリューを上げることです。

 会社は何のためにあるのか?新しい顧客はどこにいるのか?商品サービスのどこが問題なのか?何から解決しなければいけないのか?社長はこの【社長の10/10】によって動きだすのです。今と比べて圧倒的な10倍となる何か。
見つけることがスタートです。

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アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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