女性蔑視と取られる発言をし、ついに辞任に追い込まれた森元会長について、私が感じたことを素直にお話ししたいと思います。

私は、今83歳の森元会長の頭の中にある女性と男性、その他の性差別のことについてある程度理解できます。

なぜなら私も含めて60代以上の方であれば、その時代にどっぷりいたのですから。

もちろん、森会長の立場として発言してはいけないことくらい私も理解しています。

オリンピック、パラリンピックとしての根本的な思想を理解していなかったという愕然とした思いを感じますが、彼の思考の根本は昔のままで、もうおそらく治らないでしょう。


私が大学を卒業したころ、同じ大学を出た女性はエリートコースの総合職ではなく、一般職で入社しています。

そして当然給料もボーナスも違っていました。

そして25歳を過ぎると多くの女性は結婚して退社し、また新たな新卒が入ったきて会社の中はいつも若い女性が事務を担っていました。


女性のこうした立場はその後、男女雇用均等法が1986年に施行されて改善されて行きますが一気に変わった感じはありませんでした。

1986年は、森元会長は約50歳、私は30歳の時です。

私は35歳まで会社に勤めていましたが、私の記憶では退職する1991年頃までに女性が総合職で入社してないと思います。

これは批判されるというより、事実そうだったと言うことです。


こういう時代を永く生きてきた森元会長は、政治家としてのキャリアで本来時代の流れを敏感に感じ取らなければいけない人です。

森元会長は、過去にも様々な発言で問題を起こしてきました。

いずれも悪気ないズレた発言でした。


政治家として総理大臣にまで上り詰めた方で能力が有ったのだと思います。

しかし、責任ある立場の人は、今の時代に合わせた考えをし、発言もしなければなりません。

残念ながらそれができない人だったのです。

森元会長も多くの中高年や御老人の方も、決して女性を蔑視しているわけではないと思います。

女性も男性の考えや行動の理不尽さなども感じているでしょう。

あらゆる差別はしてはいけないことだと誰もが理解している時代になりました。

しかし、まだまだ差別はアメリカでも無くなりません。


私は森元会長が好きでも嫌いでもありません。

ただあの発言で世界に日本の恥をさらしたと言われていることに本当に残念な気持ちです。




しかし、私達一人ひとり、そして騒いでいる海外の有識者やマスコミの方も完全な差別の無い心を持っているのでしょうか?


森元会長を責めるのであれば、同時に私達も自分を見直すべきです。




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アクティベイト株式会社
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