コロナウィルスは日本の世界からの遅れを見せつけることになりました。

では何故日本と日本人はこのような遅れを認識できなかったのでしょうか？

理由の一つが、ついこの前まで最先端先進国であり、様々なインフラが整っていて、そこそこ便利で何も支障がないからだと私は感じます。

変化する切実な必要性は感じません。



リープフロッグ型発展と言う言葉があります。

訳せば蛙飛び型発展となり、ある技術がひとっ飛びして発展することです。

過去、電話線の無い発展途上国で携帯電話が一気に普及したのがそれです。


また、今アフリカの道路事情の悪い国でドローンが輸送の役目を果たしている国が出てきています。



日本はあらゆる技術が行き渡り、便利が当たり前になっていました。

特に不便がないのです。

ですから新しい技術に飛びつく必要を感じません。

大企業も既得権益を守るためにあえて今のビジネスを変えることはしません。


もう一つ日本が先進国から遅れつつある理由があります。

それは、日本と言う国家への基本的な信頼があったからです。

キャッシュレスになかなかならないのは他国と違って日本のお金に安定した価値と信用があるからです。



日本が遅れつつある理由は、技術の浸透と国家の信頼の高さだけではありません。



日本は精神的にも世界で最高の自由を手に入れています。

何をしても何を考えても基本は自由です。

これも国家としての日本の信頼があるからです。

個人の自由が守られているのです。

しかし、国民はこのデメリットに気がついていません。

ただ甘えているように感じます。

そのつけがじわじわと真綿で首を絞めるように忍び寄ってきているのです。


このように日本はとても恵まれ過ぎていました。

コロナウィルスの影響でワクチン接種遅れと少しだけの自由の制限が起きても、日本人の多くは気が付かないかもしれません。

いつかまた元に戻る、そんな風に甘く考えています。


ただ元に戻ればいいのではないのです。

全てを新しく見直して行かないと世界から取り残されて行きます。

さて、私達企業とそこで働く人はどうすればいいのでしょうか？



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今日も一日笑顔で元気に！
アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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