古い話になりますが、私が小学生のころの記憶では、50代ともなると結構老け込んで見えていた人を思い出します。

一人や二人ではなく、みんなそうだったという記憶です。


今思うと早々と老けていた理由は何かと考えてみるといくつか思い当たります。

服装やヘアースタイルなどのオシャレの問題、食生活の違い、紫外線の浴びる量、医療の進歩などです。

確かにこれらも思い当たりますが、それ以外の気持ちの持ちようが大きく影響していると皆さんは思いませんか?


今、人生100年時代を迎えています。

リンダグラットン氏は、世界的なブームを巻き起こした著書「ライフシフト」の日本語版への序文で、2007年に生まれた日本人の半分は107歳以上生きると言っています。

私の記憶の1965年ごろの平均寿命を調べてみると男性は68歳くらい、女性も73歳くらいです。

今より15年も短いことがわかります。


当時は多くの企業で55歳が定年でした。


気持ちの持ちようで老け込んでいた可能性は、「自己成就予言」という言葉で説明できます。

これは、特に根拠がなくても、自分がそうなると思いこむと本当にそういう結果になってしまうという心理学用語です。

私の祖父は96歳まで長生きしましたが、「俺は100まで生きる」が口癖でした。

仙台に91歳の父がいますが、最近電話すると「俺は死ぬ気がしない」と言っています。


根拠のない思い込みが意外に健康で長生きの特効薬なのかもしれません。



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今日も一日笑顔で元気に!
アクティベイト株式会社
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