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世界はいつも変化している。
その大きな潮流というのをかつてなく多くの人が感じている。

今年の二月に始まったロシアのウクライナ侵攻は、今や全世界を巻き込み、実際に銃を取らずとも第三次世界大戦ではないかと言う人も出てきている。

この日本でも、敵基地攻撃能力と言う言葉が普通に使わると言うことは、もう中国や北朝鮮に遠慮をした態度は通用せず、いつ攻撃されても不思議ではないと言うことだろう。

一方でコロナ禍は三年を経った今も終息の気配は無い。疲弊した観光業や飲食店、その関連の業界、そして一見無関係と思われる業界でも、人の移動の減少などにより、売上の大幅な減少に必死に耐えている。

地球温暖化対策も、ウクライナ戦争によるエネルギーバランスの崩壊によって今や優先事項が変化しつつあるし、気候変動と戦争により、食糧の全世界的な不足も一層際立った問題となっている。

ここ数十年かけて進んだ経済のグローバル化は急にブレーキがかかった状態になった。

これらによって、今までの、食糧を輸出する国、輸入する国、物を生産する国、消費する国という、グローバル化と言う国の関係が大きく崩れつつある。

これは、私達日本人や欧米諸国は高い食糧、高いエネルギー、高い商品を買うことを意味する。しかし、所得は増えておらず、むしろコロナで経済は疲弊している。労働人口も減り税金も増えない中で、物の価格が上がると言う恐ろしい事態が世界的に進んでいる。

その大きな潮流はどこに向かうのか？
国民は苦境に耐えられずに、政府の政策に反対し暴動が起きる国も増える。混乱に乗じて資源を求めて更なる戦争が起きる可能性もある。

日本だけを見ても、資源も無く、食糧自給率も低く、生産は海外に移転していて、人口は減少して高齢化が進み、世界の先進国の中でも厳しい環境にある。

ここに、中国や北朝鮮との戦争が起きたり、南海トラフや首都直下地震や富士山の噴火などが重なったらほんとうに平和な日本は無くなってしまう可能性もある。


物の消費が増えない中で世界全体が内向きになれば、来年は株価大暴落で世界恐慌になるかもしれない。

人々はより安定を求め、いやむしろ生存をかけた行動に走ることも考えられる。

年の瀬を迎え、いいニュースの無い、悲観的な国際情勢と国内情勢に気が重くなる。




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今日も一日笑顔で元気に！
アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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