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人材紹介の仕事は毎日初めてお会いする方と接します。
こういう仕事はお客様が来店する店舗経営でもあるし、営業関係の仕事の方にもいると思います。

初めての方との出会いで、人間の不思議な相性について気付くことが度々あります。

気持ちよく会話が弾み、楽しく感じられることもあれば、こちらに落ち度があるとは思えないのに、関係がぎくしゃくしてうまく仕事が進まないこともあります。

きっと皆さんも思い当たると思います。


この相性について私の著書「一流の3%のビジネスマンがやっている誰でもできる50のこと」では、
外見編の一番最初に書いてある「人は見た目が9割」が一つのヒントになります。

これはアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則です。
これによると、人が他人を判断するときには、声や話のテンポなどの聴覚情報と表情や仕草、外見などの視覚情報で93%判断しており、話の中身はたったの7%でしか評価されないというものです。

要するに会った時になんとなく感じる印象でほとんど判断しているというのです。

私の仕事に関しては、履歴書の写真が大変重要になります。
服装や髪型、顔の表情で感じるなんとなくの相性は採用企業の担当者にも大きく影響を与えるのです。
ですから、例えば男性ならスーツを着てネクタイを締めて写真を撮るのは最低限必要であり、顔の表情もできるだけ明るくにこやかな印象で写っている方がいいのです。

皆さんの中にはフェイスブックやインスタグラムなどのSNSを使っている方も多いと思いますが、自分の写真を投稿するときには注意してください。


さて、相性についてですが、私は非科学的か科学的かはわかりませんが、求職者サイトに登録しているプロフィールを見るだけでも相性の良し悪しを感じることがあります。過去の私の脳に蓄積されたデータベースがそうさせるのです。
具体的には、ある年齢で、転職回数や在籍期間、どんな会社で何をしているかで、過去に面談した近い方の印象を思い出し、いい印象だったのか悪い印象だったのかを感覚的に判断していると思います。
それは、思い込みなのかもしれませんが不思議と当たります。

またメールのやり取りの文面やタイミングなどでも何か感じることもあります。
これも皆さんもあると思いますが、過去の膨大な蓄積データからそう感じるのだと思います。

さて、今日の本題です。

人と人との相性を左右するものとして、良く体臭があげられます。
人間は本能的に好き嫌いを臭いで判断していると思わていますが、実はそれはHLAという遺伝子が関係しており、男女であれば16000通りの型が遠いほど相性を感じるとのことです。近い型の遺伝子同志だと免疫力が低い子供が生まれるため避けているのです。おそらくこれは人間が臭いとして感じるレベルよりもはるかに希薄な臭いで判断しているのでしょう。

私は、さらにもっとまだ科学では解明されていない不思議な相性があると思います。

たくさんのクラスメートの中でなぜ友達ができるのか?
その友達の中でなぜ彼だけが無二の親友となるのか?


見た目やにおいだけではない何かがあるように思えてなりません。




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今日も一日笑顔で元気に!
アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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