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テレビ朝日の朝の番組で熟年離婚と下流老人の現状を見ました。

熟年離婚って一応定義があるのですね？
結婚して20年以上とのことです。
全体の離婚数は減っているのに熟年離婚が最近増えているようです。

その理由をいろいろ話していましたが、どうやら男が女より上だと言う意識が家庭に影響し、定年になって家にいるようになると妻の方がもう我慢ができなくなると言うことのようです。

その点では、離婚により一緒にいることがなくなるので解消されるのですが、問題は生活費と言うお金の問題になります。

多額の財産分与があったり、生活費をもらえるのでなければ今まで働いたことのない女性が年齢が50を超えて仕事を求めなければいけなくなります。


一方、下流老人にも一応定義があり、生活保護レベルのことを言うようです。

熟年離婚をきっかけに下流老人に向かう。
なぜかと言えば、家賃と生活費が世帯が一つと二つでは違うからです。

それを避けるための方策として卒婚という考え方があるとのこと。

卒婚は離婚はせずにお互いの生き方を求めて役割を再定義して緩く離れた状態ということのようです。

住居費の負担を変えない同居の卒婚、別居しての卒婚などいろいろな形があります。

卒婚のメリットについてはいろいろ番組でも話していましたが、法律的には離婚していないため、財産を分けてないことでどちらかが先に死んだら相続できることでの安心感が一番あると思いました。

長い人生となった昨今では50代、60代はまだ若いと言えます。

先を考えずに安易に離婚してしまい、経済的にも成り立たず、老後は一人暮らしで孤独に死んで行くという最悪の人生になることは避けたい。

卒婚と言う考え方は、一旦問題ある夫婦関係をリセットするという理性的なやり方のようです。

私の周りでは、最近離婚と言うことは聞いたことがないのですが、たぶん60代半ばになるともうその家庭内の揉め事も解消はしなくても安定してくるのでしょう。なんでも白黒つけずに「今さらどうにもならないから」的な諦めも必要と言うことです。



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今日も一日笑顔で元気に！
アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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