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「お金持ちになりたい！」

みんな漠然とそう思ってます。

ではどのくらいのお金持ちになりたいのか？

「贅沢は言いません。一億円くらいあれば。」

でも、おそらく99%の人は一億円を手にしてもまだお金が欲しいと言うでしょう。

理由は簡単で、今の生活を維持するのではなく、お金が増えれば必ず今以上の生活をしてしまうからです。

月に10万円でなんとか生活できたのに、いつのまにか50万円でも足りなくなる。

では生活の質を下がればいい？

いえ、そんなことはできません。一度上げた生活の質を下げるのは破産した時くらいです。


ほとんどの人間は欲望に勝てないのです。


話を変えて、今まであなたはいったいいくらのお金を稼ぎましたか？

年間500万の年収で20年間なら1億円稼いでいます。

では、そのお金はどこに行ったのでしょうか？

多くの贅沢な食事は食べても最後はトイレに流れていき、お酒はその時は気持ち良く酔っても翌日までには分解されてしまいます。

確かに誰かと特別な食事や、高級旅館に泊まるなどは素晴らしい経験になります。
経験にお金を使うと言えば、それ以外にも趣味も娯楽の映画も含めてどれほど覚えていますか？


たくさん経験した人ほど、きっと覚えていないでしょうね。


私の父は、今年の春に亡くなりましたが、この20年で結構なお金を使って絵画を購入してました。

もともとは絵画のコレクションが趣味とは思ってなかったと思いますが、なぜか次々と絵を増やしてました。

しかし、その絵は20号のサイズが多くて、自分では大きすぎて重すぎて壁に掛けることができませんでした。つまり好きなようには鑑賞できなかったのです。

つまり、有っても使えないものに大金を使っていたのです。

そのくせ、冬の暖房費をケチって不自由な生活をしていました。


結局のところ、お金は最低限必要な金額があれば、それほど困らないのです。
毎日高級ワインとシャトーブリアンのステーキなどは必要ありません。

もし、少し余っていれば、その分でなにか特別なことをすればいいし、余ってなければする必要はないのです。

お金に困るのはお金がない人ではなく、生活の質を上げた人がそれを維持できなかった時です。

余れば使う。余らなければ使わない。

先にお金を使うローンや毎月定額でお金が出て行くリースなどは利用しないことです。

どうしても利用しなければならないなら、すぐ解約できるとか、解約しても損をしない（さらにお金を払うなど）ようにしておくことです。

欲望に任せて欲しい物を借金して買うなど、馬鹿げたことです。


先程余ったら使えばいいと書きましたが、実はここが大事です。


必要なお金と言うのは目に見えて財布から出ていくものばかりではなく、将来確実にででいくものも準備して取って置く必要があります。

これを貯金と同じにしては、余っているものと誤解してしまいます。

頭がいい人はそこの区別がちゃんとできる人です。



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今日も一日笑顔で元気に！
アクティベイト株式会社
代表取締役社長 海老一宏

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